【体験談】僕の4ヶ月の休職生活を振り返る
本日(2020/06/15)は2週間に一度の心療内科への通院日。
結果から言うと主治医の先生より、「7月1日から復職可能」の診断書が出た。
来月から復職できることが決まりましたー!!!
— HSPサラリーマン@7月復職予定 (@hsp_worker) 2020年6月15日
毎回丁寧にカウンセリングしてくれる主治医の先生に感謝感謝😭
--筆者紹介--
こんにちは、HSPサラリーマン(@hsp_worker)と申します。
・会社員 25歳 男 HSP持ち
・仕事のストレスで『うつ病』と診断
・2020年3月から2020年7月まで『休職中』
・2020年7月から復職予定
✔︎本記事の内容
今日は、私が休職してから今日に至るまでを話す。
- 激しいめまいで倒れた
- 倒れた原因はストレス
- 安堵と不安と倦怠感と無気力
- 私は『休職』を選択した
- 主治医の退職
- 人生2回目の転職を考えた
- 同棲する彼女の在宅ワーク
- 定期的な産業医面談
- 体調の回復と再度自己分析
- 主治医から『復職可能』と診断
- 復職まで
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激しいめまいで倒れた
今年3月9日(月)時間は15時を過ぎた頃だったと思う。
私は勤務中、激しいめまいに襲われその場に倒れた。
普段は営業車で営業回りをしている時間帯であるが、この日は事務処理に追われて会社で仕事をしていた。
「運転中にめまいに襲われていたら、今頃どうなっていたんだろう」と考えるだけで怖い。
話しを戻すが、私は先輩が手配した救急車で病院に運ばれ、点滴をうちながら倒れた際に脳や内臓にダメージが無かったか検査を受けた。
めまいは次第に回復し、検査の結果も特に問題はなかったので、その日は病院から自宅に帰宅した。
倒れた原因はストレス
めまいの原因は、ストレス。
今年1月に入り繁忙期に入り、倒れる日まで呼吸ができないほど緊張感を持ちながら仕事をしていた。
仕事のストレスで、夜は眠れず(寝付けても1時間ごとに目を覚ます)、食欲もない。
当然ながら倒れた日も睡眠不足。朝食も昼食も抜き水分もろくに取ってない状態だった。
運ばれた病院の先生にも、このようなことを伝えた。
先生から「肉体的・精神的疲労が原因」と伝えられた。
直属の上司も病院に駆けつけ「数日休みを取るように」とも伝えられた。
安堵と不安と倦怠感と無気力
2020/03/10(めまいで倒れた次の日)
緊張感の続く業務が手元から離れた安堵感と同時に、うまく引き継ぎができないまま休んでしまっているこの状況に強い不安感があった。
僕はこの時、進行中のプロジェクトが5つほどあったので顧客にも迷惑をかけてしまうことに一番不安があった。
そして朝起きてから、強い倦怠感と無気力感を感じていた。
なのでこの日は、ただただボーッとしていたと思う。
私は『休職』を選択した
倦怠感と無気力は、次の日も続いた。
このままではまともに普段の生活もできないと思い、休職の診断書を貰うために心療内科を受診した。
この時は
診断名:適応障害
の診断書を貰い、この日から3月末まで休職をすることにした。
この時は、「4月に復帰できるだろう」と思っていた。
主治医の退職
主治医が退職されて、4月から別の先生に変わった。
僕の症状は3月から変わらず。むしろより、ネガティブに落ち込むことが増えた。
また、
- 幼い頃から友人と遊ぶと疲れること
- 周囲の人を気を遣って自分の発言を控えてしまうこと
- マルチタスクに強いストレスを感じること
今までずっと抱えていた『生きづらさ』のことを新しい主治医の先生に伝えた。
そこで初めて『うつ病』と診断された。
また『HSP』である事も伝えられた。
『うつ病』は聞いたことがあるので理解できた。
ただ『HSP』は初めて聞く言葉だったので説明を受けるまでは、恐ろしい病気だとビクビクしたのを覚えている。
今では「HSPという気質を持っているから、周りと僕では少しズレがあったんだな」と自分の気質を知れたことで、気持ちが楽になっている。
診断名:うつ病
4月末まで休職をすることになった。
人生2回目の転職を考えた
僕には5人に1人の割合で持つ『HSP』という気質を持っている。
今まで仕事がやりにくかったのも『HSP』が原因ではないか。
もし、それが原因であるならば自分に合う職業はなんなのか。
そう思い自己分析をした。
そこで、転職活動をすることを決めた。
大手転職サイトにいくつか登録し、エージェントも活用した。
しかし、コロナの影響で4月から緊急事態宣言発令。
応募しても「3月まで求人を募集していたが、このような状況なので採用を見送らせて下さい」
どこもこんな感じで、自分に合う求人がなかなか見つからない。
やっと書類が通りWEB面接しては、企業からお祈りされるその繰り返し
「やっぱり自分ってダメなんだな」ってさらに落ち込むことになった。
同棲する彼女の在宅ワーク
4月に入り同棲している彼女は、在宅ワークになった。
「精神疾患で仕事に行けない彼氏と四六時中同じ家にいることは辛いだろうな。」
彼女からは言われないけど、そんな気がして辛くなった。
彼女は
「読書してみたら?」
「散歩して気分転換してみたら?」
「筋トレ、ヨガしてみたら?」
「ブログで自分のことを発信してみたら?」
と僕にアドバイスをしてくれた。
そう。
ブログやTwitterで自身のことについて発信するきっかけは、彼女のアドバイスがあったからだ。
彼女には感謝しても感謝しきれない思いでいっぱいだ。
僕が仕事をしている時は、僕の分もご飯を用意して待っててくれて
それなのに仕事のストレスを家に持ち帰り、イライラした態度を取ったり、彼女に当たったり、家事を疎かにしたり。
なんてひどい彼氏なんだろう。
まだ彼女は、僕のことを好きでいてくれているだろうか。
ずっとそんな不安を抱えている。
定期的な産業医面談
5月に入ってから、気持ちの波はあるものの少しずつ体調は回復してきた。
この頃からWEB上で定期的な産業医面談を行い始めた。
4月までは、家族と彼女以外の人と話すことができなかったからだ。
産業医の先生とは、復職までの過ごし方について話しをした。
- 規則正しい生活をすること
- 主治医から復職OKが出たら通勤訓練を始めること
- 日中外で過ごすこと
また、僕からは自身が『HSP』であることを伝えた。
なので、『HSP』について僕が簡単な資料を作成し資料を使いながら説明をした。
↓その時、使った資料はこの記事でご覧いただけます。
体調の回復と再度自己分析
5月の下旬には、普段通りの体調に戻ってきた。
体調が回復してきたからか、嫌な経験を見つめ直すことができた。
壁を乗り越える経験(成功体験)が今までの人生で一度もないのが僕の自己肯定感が低い原因なのかな…。
— HSPサラリーマン@休職中 (@hsp_worker) 2020年6月9日
以前、ブログにも載せたツイートである。
その時の記事はコチラ
僕は高校生の時に、部内の上手な選手を超えられないと挫折しテニス部を辞めたあの時から『諦め癖』が付いていることがわかった。
高校時代部活を辞めてから今まで僕は、越えられない壁を越えようと頑張ることをしてこなかった。
大学受験も、就活も、新卒で入った会社も、そして今転職したらまた逃げることになる。
そう思い、今勤めている職場に復帰することを決心した。
彼女は僕が休職をしてから、転職をすることを勧めてくれていた。
だから僕が元の職場に復職することについて、不安を抱えていると思う。
しかし、復職を一番喜んでくれたのは彼女だった。
しっかり復職して、彼女に恩返しをしてあげたい。
主治医から『復職可能』と診断
6月に入り体調はより良くなった。
大学の友人に休職していたことを初めて電話で告白した。
4月にオンライン呑みに誘われていたが、休職している自分が情けなくて情けなくて断っていた。
久々に友人と話せる時間が楽しくて2時間電話をしていた。
ある友人は電話だけでなく、食事に誘ってくれてその後ドライブもしてくれた。
僕の周りには素敵な友人がたくさんいることを改めて感じ、この友人達は今後一生大切にしようと心に誓う。
6月1日の産業医面談で僕は「6月中の復職を希望」と相談した。
しかし、産業医の先生から「主治医から『復職可能の診断書』が出てから復職を受け入れるまで会社側として2週間時間が必要」と言われた。
そのため最短の7月頭で復職をするには、2020/06/15に主治医の先生から『復職可能』のお墨付きをいただく必要がある。
そして、今日(2020/06/15)
経過良好とのことで
『復職可能』の診断書が出た。
さらには、うつ病のお薬の量も減らすことができた。
休職という長くて真っ暗なトンネルに光が見えた。
約4ヶ月の休職生活。
ストレス、うつ病は本当に苦しくて辛い。
でもそれと同じくらい、働けないことに負い目と情けなさが辛かった。
でも4ヶ月休職をしたからこそ『逃げ癖』に気が付けた。
僕には、何か継続して成し遂げた経験は25年の人生で何もない。
それが僕の自己肯定感の低い原因であることがわかった。
僕は今、お風呂に入る前に6分間腹筋トレーニングをしている。
小さなことであるが、これを継続して腹筋を割るという目標を成し遂げたい。
腹筋が割れた頃には、きっと自分に自信が持てるようになると信じている。
復職まで
明日(2020/06/16)からは復職に向けて、体調や生活リズムを整えることに注力していく。
スムーズに復職ができるように、上記のことをやっていく。
現在休職している方の勇気や希望になればいいなと思い、この記事を書いた。
他者と比較して、焦る気持ちはあると思うが自分のペースで体調を整えることを優先して欲しい。
以上。
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